忘れられない美術館・怖い絵展

某大手電機メーカーの事務として働き出して4年目。最近になってようやく仕事にも慣れ始め、自分のプライベートにも時間を避けるようになってきました。ただ実際に時間を持ってみると意外とやることがない(笑)かといって家でゴロゴロとしているだけももったい無いので、ブログのような形で自分の毎日の暮らしをまとめてみることにしました。ちょっとでも興味のある方はのぞいていってください。

一番最近で印象に残っているのは上野の森美術館で見た「怖い絵展」です。東京にはさまざまな美術館があり、展示もさまざまです。その中でもここ最近で一番面白かったと断言できます。怖い絵展は、見た目からして怖い絵が揃っているという訳ではなく、その絵画の世界観も含めて怖いという絵がたくさん展示されていました。パッと見ただけでは綺麗な女性、幻想的なイラスト、なんてものもありますが、実際にどんな絵なのかじっくり見てみると怖い作品だったりします。

展示自体は6章にわかれていて、神話と聖書や歴史、現実などさまざまなテーマに分けられた怖い絵が展示されています。凄く人気のある展示だったので、休日は混み合っていましたね。私はとても気に入っていたので、2度見に行きましたが、平日のほうがゆっくり見ることが出来ました。

どちらかというと私と同年代、20代の男女が多いように感じられましたが、結構年齢層は幅広かったと思います。怖い、というと少し萎縮してしまう人も多いでしょうが、やっぱり恐怖心ってワクワクする部分もあるかと思います。お化け屋敷に入りたがる心境でしょうか。でも怖い絵展は心霊的な恐怖ではなく、人間の恐怖や歴史の恐怖などがうまく描かれていました。人の興味をひく、とても素晴らしい展示だったかと思います。


参考)http://www.kowaie.com/

この展示を見終わった後に、すっかり「怖い絵」というものにハマってしまって(笑)
サイトでも色々調べていたら、同じような絵画についてまとめているサイトを発見したので、興味のある方はぜひ見てみてください。

ダークアートの世界

怖い絵展の展示は一見すると美しいもの、芸術的なものなどが多かったのですが、こちらはなかなかはっきりとわかる怖さ、恐怖心をあおるイラストが多いように感じられます。どうしたらこのような絵が描けるのかとても不思議です。でも見ていると恐怖だけではなく、美しいとか幻想的だとか不思議だとか、色々な感情が感じられる、まさにダークなアートだと思います。

怖い絵、とは少し違いますが、水族館で毒のある生物のみの特集が行われていることもありました。毒のある生き物、見た目からして怖いものもあれば、可愛らしいのに毒を秘めている、なんていう生き物もあり、感慨深かったです。そして美しいだけではなくちょっと怖い、ぞくぞくするような魅力のある生き物たちでした。

怖いものは嫌い、と言う人もいるかと思いますが、それでも見たい、気になる、と感じる人も多いのが事実です。だからこそ、怖い絵を集めたものに興味を引かれる人も多く、それが狂気だったり、サイコパスであったり、危険な思想を秘めている、という訳ではないんだと思います。